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「i ―Fake! 3rd season―」 phrase11-3 up!
お待たせしました。
ほんっっっとーーーーーに、お待たせしました(涙)
キリリクで復活の筈が、何故連載で復活してるのかは、トップページのご案内をお読みください。(ブログで既にご存知だった方もいらっしゃると思いますが)

【11:正義の味方 -3-】
優也編その3。安城先生の過去回、と思わせておいて、実は優也の過去回です。
優也は、一人っ子、という点では結城と重なる部分が多いはずのキャラなんですが、実は自作品の中でも自分とは正反対に近い場所にいるキャラです。なんちゅーか……親の教育方針の違いなんですかね。優也の抱えるような悩みとは、結城は常に無縁でした。逆に、優也がなんとも思ってない部分で苦悩しまくってたのかも。
正義、っていう言葉は、この1年あまり、プライベートや映像方面の活動で、嫌というほど耳にし、目にし、口にしてきた言葉です。正義って絶対的な価値ではないんですよねぇ……。己の中にあるもので。その辺が、このパートを書くのに苦心してた理由のひとつでもあります。
まあ、今回は、まだ答えが出たような出ないようなままで終わってますが、今後も優也君は、自分の中の正義についてあれこれ考えていくと思います。
今はそれより、最後の蓮ですよね^^;

という訳で、次回から蓮のパートです。
キリリクとどっちが先になるかわかりませんし、また更新まで少し間が開くと思いますが、ノンビリにお待ち願います。
2012/04/02(Mon) [No.174]

(no name)    2012/04/08(SUN)01:55:49 [No.175]
おかえりなさいませー!! 普段はROMってるだけなのですが、再開記念という事で感想書かせていただきます。
いやあ、綿密に心理描写を重ねられた結果が、この電車の空気(笑)。ほんわかするような、むず痒いような……。くうっ、これを待っていたのですよ! ごちそうさまでした!

で。「正義」……改めて考えると、難しい物ですね。まぁ、私も偽善と善とを見分けられるような人間では無いので、優也君がどのような答えを出すのか、楽しみです。

蓮は……これだけの重症、かつ顔に怪我が無いから、なんとなく原因が透けて見えるようなwwwおつかれwww


次回更新も、首長気長に待ってます〜


結城とも    2012/04/16(MON)08:00:51 [No.176]
感想ありがとうございます!
うん……蓮の怪我の理由って言ったら、あれしかないですよね(笑)ああ、夏休みの計画が……。


綾瀬    2012/05/15(TUE)17:18:20 [No.177]
気楽にという言い方は失礼なのかもしれませんが、出来るペースでやればいいと思います。
UPしてもらえる事は素直に嬉しいですけどね。


弥耶    2020/06/29(MON)17:01:12 [No.178]
コロナ禍でまとまった時間が出来、久しぶりに読み返したくなって、10年ぶりくらいにお邪魔しました。
まず、検索してこのサイトがhitしたことに、震えるほど感謝です。
よかった、まだここに居てくれて。

結城さんは、お元気でしょうか?
まだ、物語を紡ぐことは続けていらっしゃるでしょうか?

私は、大学生の頃にここに出会い、今や結婚12年目の主婦になりました。

色んなことを経て、改めて読み返すと、前とは違った意味で鳥肌が立ちました。

以前は、物語やキャラクターに感情を揺さぶられる感じで、一芸の才能の世界で夢を追うことへの憧れたり、親の離婚から色んなことを考えさせられたりと、一読者の感情しかなかったのですが。

結婚してからの私に、時々物凄く、色んなことが、驚くほどに、ここの小説とリンクすることがありまして。

こうして改めて読み返すと、ここの小説は何でこんなに他人事とは思えないんだろうってくらい、理解と共感で溢れてしまいました。

驚く偶然の一つが、私が出会った夫は、趣味が写真を撮ることでした。
そしてずっと後に気づきましたが、私たちの写真を撮り歩く姿は、まるで、瑞樹と蕾夏の「宝探し」だったのです。
そして数年前、私が色んな物を失って絶望していた時に、私に一眼レフを持つことを進めてくれたのが、主人でした。
ファインダーを覗いた時、目の前が真っ暗で何も見えなくなっていた私の視界に入ってきたのが「色」でした。
世界はこんなにも色鮮やかに生きているのかと、震えるほどに感動して、凍りついた心が久しぶりに動いたその時、主人がどんなに私を懸命に支えようとしていたか、その細かな表情を見つめることが出来たのです。
胸が震える色を探す二人の姿や、音を失って取り戻した時の蕾夏の感覚が、なんだか肌感覚でわかるような思いでした。

私の世界に色が戻ってきて、次に感じたのは「季節の移ろいへの感動」でした。
まるで透子のように。
まさに、死んだようだった自分に、血が通っていくような…あんな感覚で。

そして、蕾夏や咲夜が、パートナーを、そしてパートナーを愛する自分自身を信じ切るまでの苦悩が…それはもう、まさに自分自身を見ているかのようで。

私自身、主人と、主人を愛する自分自身を信じ切れるようになったのは、出会って12年以上経ってようやくの、極々最近のことなのです。

愛してる気持ちが全く揺らがないとしても、「愛される自分を信じ切ること」は、なぜあんなにも出来ないものなのか。

こればかりは、私は、信じ切れるまでに色んなことを重ねていく時間が、結果12年掛かったので。
こうすれば信じられる、という正解があるわけじゃなかったのですが…

強いて言えば、自分を納得させられることを積み重ねていった結果…なのかなと、今は思います。


咲夜はまだ、そこが成長途中のまま、お話が止まっていますね。

いつか、咲夜の心が幸せになりきれるまで、その成長の続きを結城さんに書ききって頂きたいです。
あれだけ素晴らしいキャラクターたちが、長年宙ぶらりんでいるのは、彼らが可哀想だなって思えてしまったので。

出来ればどうか、最後まで彼らを愛しきって、書ききってください。

いつまでも、お待ちしています。
結城さんの小説の中で描かれる愛と哲学が、私はとてもとても大好きです。

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