Fake! リファレンス

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▼登場人物 (ベルメゾンみそら住人)※年齢は2002年4月1日現在。
■一宮 奏 (26) いちみや・そう 日英ハーフのイギリス人。男性モデルをやりながら、メイクアップスタジオで働く。
クールな容姿とは反対に、中身は直情型で、嘘のつけないタイプ。性格は100%犬型。
苦しい恋の経験あり。いまだその報われぬ恋から抜け出せず、もがいてる最中。
■如月咲夜 (23) きさらぎ・さや プロのジャズシンガー目指して、昼はコーヒーデリバリーで働き、夜はジャズ・バーで歌っている。
「恋は一生に一度」と「恋愛小説はキライ」が口癖。妙にシビアでサバサバした性格。
長い片想いの最中だが、ほぼ諦めているため、「歌が恋人」と公言している。
     
■海原真理 (??) うみはら・まり 小説家。通称マリリン。自宅で仕事をしているので、アパートの管理人代わりになっている。
見た目は派手で、なんだか水商売の女性のようだが、実は……。
■友永由香理 (25) ともなが・ゆかり ヤング・エグゼクティブとの結婚を夢見てエステ通いをする、目の覚めてないOL。
お茶汲みなんてバカらしい、と言いながら、大手商社でお茶汲みをしている。
■秋吉優也 (18) あきよし・ゆうや 大学生。飛び級で17歳で大学に合格した秀才で、実家を離れて一人暮らしをしている。
暗闇が苦手で口下手・気弱。ミルクパンが一番の友達。
■木戸康介 (??) きど・こうすけ 単身赴任で東京に来ているが、妻子は秋田にいる。故に住民との接触は稀。
筋トレが趣味だが、時々バーベルを落としたりするので、下の階の優也は迷惑している。
■ミスター・X (??) 本名不詳 咲夜命名。表札が出ておらず、しかも最古参のため、マリリンも名前を知らない。
普段、スーツ姿で出入りする姿がよく目撃される。30代前半の男性。
■ミルクパン   黒猫。黒いのにミルクを沸かす鍋の名前になってしまったのは、咲夜のセンスのせい。
アパート全体で飼っているようなものだが、大抵はマリリンの家にいる。
※104の空き部屋は、オーナー夫妻の親族が時々泊まっているので、オーナーの部屋と思われる。

201
如月咲夜
202
一宮 奏
203
木戸康介
204
ミスター・X
101
海原真理
102
友永由香理
103
秋吉優也
104
空き部屋

▼登場人物 (それ以外)※年齢は2002年4月1日現在。実際には登場せず、話にのみ登場する人物もいます。
■佐倉みなみ (30) さくら・みなみ 奏が契約しているモデル・エージェントの社長。ついこの前まで現役モデルだった。
苦労人で、努力家。根っからのビジネスウーマンで、お嫁さんが欲しいと本気で思っている。
ドライなフリしてかなりの人情家。一途な人間が好きで、奏を可愛がっている。
■麻生拓海 (38) あそう・たくみ CDも出しているプロのジャズ・ピアニストで、咲夜の叔父。
つかみ所のない飄々とした人物。咲夜がジャスシンガーを目指すきっかけとなった人。
良く言えば女性に親切、悪く言えば節操がない。故に、女性関係は乱れまくり。
     
■成田瑞樹 (29) なりた・みずき 奏を最も魅力的に撮るカメラマン。異様にモテるが、恋人一筋なので本人は迷惑している。
奏にとっては大事な友人であると同時に、越えられない壁でもある。
■藤井蕾夏 (28) ふじい・らいか 雑誌のライターで、瑞樹のあらゆる意味でのパートナー。奏が今も恋し続けている相手。
奏との間には色々あったものの、現在は友人として、瑞樹と2人で温かく接している。
■藤堂一成

(26) とうどう・いっせい

日頃はCDショップで働く兼業ジャズメン。実は音大も出ており、ピアノの腕は確か。
大学生だった咲夜を、その歌声に惚れこんで仲間に引き入れた張本人。
■叶 明日美 (19) かのう・あすみ 叶グループ総裁の孫娘。超お嬢様女子大に通う女子大生。
20歳を機に続くお披露目パーティー攻めにうんざり気味。恋愛経験どころか初恋も未体験。
     
■大原香苗 おおはら・かなえ 元モデル。佐倉より1つ年上だが、モデルとしては佐倉が先輩。
■柳 やなぎ

「YANAGI」オーナー。佐倉のビジネスパートナー。

■樋口 ひぐち 由香理と同じ商社の係長。
■多恵子 たえこ 拓海と同じジャズバンドでボーカルを担当していたが、23歳で死去。咲夜の憧れの歌姫。

■時田郁夫 瑞樹の師匠的存在で、奏の叔父。イギリスに活動拠点を置く世界的カメラマン。
■黒川賢治 イギリスで活躍するスタイリストで、奏の師匠。メイクアップも含めた総合スタイリングを行う。
■氷室 Studio K.K.の先輩アーティスト。でも、年齢は奏と一緒。
■テン 奏と同じ見習い立場の同僚。天衣子という名前だが、テンと呼ばれている。関西弁。
■星 奏より1つ年上の女性メイクアップアーティスト。
■航太郎 咲夜の大学時代からの音楽仲間。現在は普通に会社員になっている。
■嶋崎 咲夜曰く「シマリス」。航太郎の彼女……だと、咲夜は思っていたのだが。
■一宮 累 奏の双子の弟。ロンドンでライターをやっている。現在、彼女であるカレンと熱愛中。
■一宮千里 奏・累の母。ロンドンの高校でスクールカウンセラーをしている。
■一宮淳也 奏・累の父。某雑誌の編集長。
■芽衣・亘 咲夜の妹と弟。
■真田 由香理と同じ商社で働く商社マン。
■智絵 由香理の同期。総合職でバリバリ働くキャリアウーマン。
■ヨッシー 本名吉澤。咲夜や一成と一緒に「Jonny's Club」で演奏するベーシスト。唯一の妻帯者。
■詩織 由香理の郷里の幼馴染。
■唯 明日美の大学の友人。明日美同様お嬢様だが、見た目は庶民派。
■ミサ “Jonny's Club”のアルバイト店員。

▼用語集 ※順次掲載していきます(実在ではない団体・固有名詞は薄い色になっています)
ベルメゾンみそら この物語の舞台となっているアパート。築5年、2階建て。詳細は上の登場人物その1参照。
Studio K.K. 奏が見習いとして働いているメイクアップ専門の美容室。黒川賢治がオーナー。
ボディガード ケビン・コスナー&ホイットニー・ヒューストン主演の映画。あの頃、ホイットニーはまだまともな人だった…。
Clump Clan イギリスの一流ファッションメーカー。奏(と佐倉および瑞樹)が2001年春頃携わった仕事のクライアント。
バーガーキング 世界中にあるハンバーガーチェーン。日本にも一時期あったが、2001年3月撤退。よって奏は日本ではバーガーキングのフライドポテトが食べられない。
GAP お手ごろ価格のカジュアルファッションブランド。ちなみに結城は、合うサイズの服がここしかないらしい。
Jonny's Club 咲夜が歌を歌っているジャズ・バー。
カフェストック 咲夜が勤務しているコーヒーデリバリーの会社。ユニマットとコーヒーデリバリーを足したようなサービス。
一城大学 咲夜の母校。佐倉・多恵子・瑞樹もここの大学卒である。
スカルプチャー 人工つけ爪のこと。ただのつけ爪じゃなく、ラインストーン等埋め込んだデザインスカルプチャーのことを指す場合が多い……のかな?1本600円〜1200円位する。一度つけると1ヶ月くらい持つらしいけど、高いなぁ。
ヘレン・メリル 1950年代に活躍した女性ジャズシンガー。ハスキーでありながらのびのある歌声は「ニューヨークのため息」と呼ばれ、特に日本では人気が高い。結城が一番好きなヴォーカリストでもあります。ああ素敵。
トッポ TOPPO。三菱から発売された、車高の高いちょっと変わった軽自動車。可愛い、という人もいれば、変、という評判もある。この当時のTOPPOは結構好きだけど、新型(2006年現在)のTOPPOはあんまり好きじゃないなぁ。
書院 シャープのワードプロセッサ。OASYS(富士通)、文豪(NEC)、キャノワード(キャノン)、カシオワード(カシオ)等々と一緒に、ワープロ全盛期を生き延びていたが、PCの普及で衰退。
ブルーハーツ
ハイロウズ
どちらも日本のパンク・バンドの頂点を極めたバンド。別のバンドだが、中身はほとんど同じ(ブルーハーツが解散して、その主力メンバーたちが作ったのがハイロウズ)。
ポリス ジャズ出身のスティング&アンディ、プログレ出身のシュチュワート、という3人が、何故かパンク・バンドとしてスタートしたU.K.バンド。ジャンルはニューウェーブというかホワイト・レゲエ・バンドというか…。とにかく大好き。
パンク

音楽ジャンルの一種。代表的なパンク・バンド「セックス・ピストルズ」や「Jam」などを聴いて欲しい。説明不可能。

プログレ 音楽ジャンルの一種。代表的なプログレ「ピンク・フロイド」などを聴いて欲しい。パンク以上に説明不可能。
ポスト・パンク 音楽ジャンルの一種。範囲が広すぎて、説明不可能。上に書いたポリスもポスト・パンクと言われることもある。
ブーム式 作業用クレーンのような構造のこと。ブーム式マイクスタンドは、弾き語りなどで使われる、途中で斜めに折れているあのマイクのこと。折れている箇所で、自由に動かせるようになっている。
クインテット 五重奏のこと。ちなみに四重奏はカルテット、三重奏はトリオ。咲夜と一成はデュオとなる。

▼Music ※順次掲載していきます。いろんな歌手が歌っている歌の場合、歌手名は結城のオススメです。
phrase02
You'd be so nice to come home to / ヘレン・メリル
 ヘレン・メリルの代表曲。各種コンピレーションアルバムでもよく取り上げられる人気のある歌です。
phrase03 Lullaby of Birdland (バードランドの子守唄) / サラ・ヴォーン
 この歌で眠れるとは思えないんだけど、タイトルは子守唄。サラ・ヴォーンのハスキー・ボイスに合います。
phrase04 And I will always love you / ホイットニー・ヒューストン
 映画「ボディガード」の主題歌。結婚式の定番だけど、「別れても好きな人」の歌です。いいのかな…。
phrase06 When you wish upon a star (星に願いを) / 平井 堅
 意外に思われるかもしれませんが、アルバム「Ken's Bar」の平井 堅バージョンが非常に味があっていいです。
phrase09 What's new / ヘレン・メリル
 多分、ジャズを歌う人間なら一度は歌いたがる人気曲。カラオケで言うなら「天城越え」。絶唱です。
phrase11 Blue Skies / 綾戸智絵
 アルバム「LOVE」に入ってる綾戸智絵バージョンは、いろんな意味で最高。古くからある名曲です。
phrase12 It don't mean a thing (スイングしなけりゃ意味ないね) / アニー・ロス
 デューク・エリントンの名曲。スピード感のあるスイングで、いかにもジャズって感じです。
phrase15 Calling you / ジェヴェッタ・スティール(ホリー・コール)
 映画「バグダッド・カフェ」の主題歌は、ジェヴェッタの方。でも、カバーであるホリー・コールも捨て難し。
phrase16 Moanin' / アート・ブレイキー(Instrumental)
 結城をジャズに走らせた1曲。インストなので歌はありません。アート・ブレイキーはドラムの神様です。
phrase19 I'm a fool to want you / ヘレン・メリル
 大変メロディラインの美しいバラード。ビリー・ホリデイが有名らしいけど、やっぱり結城はヘレンいち押しで。
phrase21 Amazing Grace / 白鳥英美子
 有名な賛美歌。そりゃもういろんな人が歌っていますが、中でも白鳥版が結城のいち押し。
phrase23 Route 66 / ナット・キング・コール
 ただ聴いてるだけで楽しいナンバー。作曲したのはボビー・トゥループ。ドライブ中に思いついたんだそうです(笑)
phrase25 Summertime / ヘレン・メリル
 個人的には、やっぱりヘレン・メリルに落ち着いてしまう…。黒人霊歌にも通ずるものを持つ、子守唄です。
phrase33 Autumn Leaves / ビル・エヴァンス(Instrumental)
 いわゆる『枯葉』です。シャンソンとして知ってる方も多いですが、結城は歌よりピアノの方が好きかなぁ。
phrase35 Come On-a My House / 区 麗情
 phrase01のタイトルにもなった曲。区 麗情バージョンは、歌以上にバックのアレンジが好みです。
phrase39 Every breath you take(見つめていたい) / ザ・ポリス
 文中ではJAZZアレンジしてあるけれど、やはり原曲が最高。スティングの声の魅力を存分に引き出した名曲。
phrase41 Take Five / デイヴ・ブルーベック(Instrumental)
 某健康飲料のCMで御馴染みだった曲(笑)ニューヨークって言うと、結城はいまだにこの曲のイメージです。
phrase52 Falling in love with love / ヘレン・メリル or サラ・ヴォーン
 これは甲乙つけ難し。どうしてもヘレンのムーディな声に弱いので、微妙にヘレン寄り。明るい曲です。
phrase59 Georgea on my mind (わが心のジョージア) / レイ・チャールズ
 もうこれはレイ・チャールズご本人を上回るのは不可能かと…。渋い哀愁が漂う、味わいのある声です。
phrase59 Maiden Voyage (処女航海) / ダイアン・リーヴス&ジェリ・アエン
 ごめんよ、ハービー…。でも結城は、ヴォーカルの入ったこのバージョンが大好き。日曜日の午後に似合います。
phrase63 My Foolish Heart / ビル・エヴァンス(Instrumental)
 ヴォーカル曲でもありますが、多分、このピアノのインスト盤が一番有名。すんごいロマンチックなジャズです。
phrase68 Let it be / ザ・ビートルズ
 言わずと知れた名曲。世界中の歌の中でも、結城にとって5本の指に入る歌です。


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