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Web小説カップルに30の質問
〜世良&相原 編〜

※こちらから質問いただきました

※注意※
世良と相原には、「契約更新―契約恋愛2―」の1週間後に答えてもらっています。
(本編は→こちら

1.お二人のお名前と小説の題名、カテゴリをどうぞ。

世良:世良能和(せら・よしかず)です。作品は「契約恋愛」。
相原:相原千夏(あいはら・ちなつ)です。カテゴリは、題名通り、恋愛小説、でしょう。
世良:そうか…、相原さん、千夏っていう名前だったんだ。
相原:えっ、まさか知らなかった訳?
世良:君の方は?
相原:…名刺貰うまで、知らなかった。
世良:…まあ、そんなもんだよ。同級生なんて。

2.お二人の知り合った経緯、元々の関係は?
世良:高校の同級生…だけど、それはあまり意味がないな。
相原:……まあ…確かに、こうなった経緯に、同級生だって事実はほとんど関係ないわよね。
世良:同級生と思って声をかけたのに気づいてくれず、何故か別れた男の愚痴を聞かされた、そういう関係。
相原:同級生だって事実をわざと隠してたのはどこのどいつよ、え?(怒)

3.お二人の年の差、身長の差はどのくらいですか?
相原:元クラスメイトなんだから、年は一緒だけど―――身長? どうかしら。
世良:相原さん、何センチ?
相原:去年の社内の健康診断では、161だった気がするけど…。
世良:…ふうん。そうか。
相原:世良君て、何センチなの?
世良:まあ、君よりは、高いよ。
相原:だから、何センチよ。 (注:一応、パンプス履いた相原より、若干高いです)

4.それぞれ第一印象を教えてください。
世良:って、いつの? 第一印象なら、高校の時かな。
相原:じゃないかしら。うーん、だとしたら……物静かで、頭良さそう?
世良:俺の方は、さっぱりしてて気が強そうだなー、かな。
相原嘘っ! そ、そんな風に思ってたの!?
世良:相原さんを最初に見たのって、ナンパしてきた上級生を手酷く振ってるシーンだったから。
相原:!! あ、あれを見てらっしゃったんですかっ!!?(滝汗)
世良:…何故いきなり丁寧語?

5.告白したのはどちらですか? どんなセリフでしたか?
相原:……パスしましょ、この質問。
世良:まだ録音したテープ、取ってあるから。
相原:捨ててよっ!!(涙)
世良:そんな訳にはいかないよ。いつ元カレが暴挙に出るかわからないんだから、証拠物は厳重保管しなきゃ。
相原:もおぉ…大丈夫だって、あのバカ、二度と押しかけてきたりしないから。
世良:デジカメの証拠写真もばっちり保存してあるから、安心したまえ。
相原:消してよっ!!!!!!

6.それを言った時のお気持ち、聞いた時のお気持ちは?
世良:もうちょっと違うシチュエーションで吐かせる計画だったから、拍子抜けした。
相原:……悪徳弁護士……。

7.ぶっちゃけ、他に一番好きな人がいたりしませんか?
世良:さあ? どうでしょう。
相原:…なんですって?
世良:相原さんは?
相原:さあね、どうでしょうね。世良君が言わないんなら、言わないわよっ。
世良:まあ、聞かなくても、証拠テープあるし。
相原:今すぐ消しなさいっ!!!!

8.彼、彼女の性格で好きなところはどこですか?
相原:…なんか、だんだんわかんなくなってきたわよ。一体こいつのどこが好きなんだろ、私。
世良:俺は、相原さんの、その意地っ張りな割にわかりやすい性格が、モロ好みなんだけどねぇ。

9.彼、彼女の性格で嫌いなところはどこですか?
相原:悪徳なところ。
世良:失敬な。悪徳業者と日々戦っている正義の味方に向かって。
相原:でも、今の部分、モニターの向こうの人の大半が賛成してくれると思うわよ? 
世良:悪徳、じゃ聞こえが悪い。策士と呼んでくれ。
相原:…なんでもいいいわよ。で? 世良君は、私のどこが嫌いなの?
世良:変に情が深そうなところが、嫌いというか心配。元カレが改心して泣きついてきたら、危なそうだ。

10.彼、彼女の外見(仕草や癖を含め)で好き嫌いはありますか?
相原:ある?
世良:君は?
相原:…癪だから言わない。
世良:じゃ、こっちも遠慮しとくか。
相原:えええ、ケチ。遠慮しないでよー。
世良:で? 君の方は?
相原:……策士じゃない時の笑った顔が好きで、策士な時の笑った顔が嫌い。
世良:うーん、なるほど。深いな。
相原:それで、世良君は?
世良:あんまり軽々しく言うと真実味なくなるから、やっぱり遠慮しておこう。
相原:―――…。(あ…悪徳……)

11.お互いの理想には近いですか、遠いですか?
世良:まあ、近いかな。
相原:…どうかな。なんか、どんどん、自分の見る目に自信が……。

12.お付き合いはどのくらい続いていますか?
世良:山崎リザーブしてた期間は?
相原:あれは、まあ、含まないでしょ。だとしたら―――まだ付き合い始めたばかり、ね。

13.初デートはどこでしたか? どうでした?
相原:まだです。
世良:え? 君の自宅じゃないの? (注:契約更新で世良が相原の家を訪問したことを指している)
相原:デートってのは、家から出ることなんじゃないの?
世良:…まあ、いいけど。あれを初デートにしとかないと、後の質問で困ると思うよ?
相原:え??

14.初キスはどこでですか? どうでした?
相原:えっ。
世良:1週間前、元カレを追い出した、相原さんの自宅。感想は秘密。

15.ぶっちゃけどこまで行ってますか?
相原:……(滝汗)
世良:まあ、大人同士ですから。大人の関係と言っておきましょうか。
相原:…う…うちに来たのは、デートってことにしましょうか。ね? ね?
世良:だから言ったのに。 (注:…つまり、契約更新の後、流れのまま、そうなった、と)

16.一番心に残っているプレゼントは何ですか?
世良:いや、まだ。
相原:えっ、高校の時のバレンタインチョコは?
世良:あれは―――他の親しい男子にも配ってただろう?
相原:……一応、世良君のだけ、こっそり値段お高めのやつにしてたんだけど……気づかなかった?
世良:!!!!
相原:あ! やった! やったわ! ついに勝ったわよーっ!!!!(嬉)
世良:……。(今更、いくら差をつけたんだ? とは訊けないよな…。100円だったら怒るぞ)

17.恋愛と結婚は同じ線の上にありますか?
世良:…さすがにこの歳からは、ある、と考えるな。
相原:そうねぇ…。今までは、くっきりはっきり、なかったけど。

18.お二人の結婚はいつ頃がベストだと思いますか?
相原:…なんかちょっと、今の段階で答えられる質問じゃないわね、これ。
世良:確かに。

19.子供は男女何人欲しいですか?
世良:特にないけど、遺産相続で揉めるのを回避するなら、一人っ子の方がいいかもしれない。
相原:…そんな、実も蓋もない…(汗)
世良:毎日毎日、そんな相談ばっかり受けてる先輩弁護士を、すぐ傍で見てるからね。一種の職業病だな。
相原:うーん、私は、女の子は1人は欲しいな。自分でデザインした洋服を着せたいから。

20.お互いのプライベートは守られていますか?
相原:今のところは。
世良:これからも守りますよ?
相原:とか言って、元カレ警戒して、どこかに盗聴器が仕掛けてあるとか、ないでしょうね。
世良:…だから。これでも法を「守る」側の人間だと言ってるでしょうが。

21.どんな喧嘩をしますか? 喧嘩をしたらどうしますか?
世良:まだ喧嘩はしてないね。
相原:…そうね。山崎2本キープは、さすがに呆れて喧嘩する気になれなかったわ。

22.彼、彼女はモテますか?
相原:なぁんか、モテそう。
世良:そんな、滅相もない。
相原:ホントかしら。考えてみたら私、高校卒業してから再会までの世良君の女性関係、全く知らないもの。
世良:ま、何にせよ、別れても押しかけてきて俺を押し倒すような元カノはいない、ってことで。
相原:もー、あんなバカ男のことは、さっさと忘れてってば!!

23.どこからが浮気だと思いますか?
世良:民法770条では、「その意思に基づいて配偶者以外の者と肉体関係をもつ場合をさす」とある。
相原:…確かに、体の関係あったら、浮気確定よね。でも、何かなぁ…。
世良:飽くまで法律では、だから。君ならどこから?
相原:下心アリで、誘ったり誘いに乗ったりした段階で、かな。世良君は?
世良:離婚相談されたら、法律通り答えるけど―――やっぱり下心の有無、だろうなぁ…。

24.浮気をされたらどうしますか?
相原:…ま…、まだ、心の傷が…。
世良:まあまあ。君も、人には「忘れろ、忘れろ」言う割に、引きずるねぇ。
相原:言っときますけど、世良君の時は、聞き分けのいい女なんかに、絶対なってやりませんからね。
世良:…元カレ相手にキレた相原さん見てるから、怖くて浮気なんてできませんって。

25.別れを考えたことはありますか?
世良:…いくらなんでも…。
相原:1週間じゃ、ねぇ。

26.死に別れてしまったらどうしますか?
相原:1人で寿命まで生きる。
世良:相続関係で揉めないよう、親族間の調停に入る。

27.生まれ変わっても一緒になりたいですか?
世良:どうでしょう?
相原:…これから次第です。今は保留。

28.何か一つ思い出を語ってください。
世良:高校時代は―――ただ眺めてる思い出しか、ないな。
相原:私の方も、眺めてる思い出ばっかり。グループ同士で、そこそこ仲は良かったのにねぇ。
世良:あー、山本と相原さんが一緒に映画行くって聞いた時は、ちょっとショックだったな。
相原:それを言うなら、私の高校時代最大のショックは、亜紀と世良君が同じ大学入ったことよ。
世良:亜紀、って、田中? なんでそれがショック?
相原:亜紀も世良君に片想いしてたの。私もだって知ってたから、直前まで受験校秘密にされちゃったわよ。
世良:へーえ…。あの子、大学入ってすぐ、1年上の先輩と付き合い出したから、想像もしなかった。
相原:…で、大学卒業時の高校の同窓会で、山本君と再会して、付き合ったのよね。もう別れたけど。
世良:…全員、タイプ違うじゃないか。結局どういう男が好みだったんだ? あの子は。

29.お互いに、愛をささやいてください。
相原:…絶対、イヤ。
世良:結構ですよ。証拠テープが、
相原:消してよーーーーーーっ!!!!(涙)

30.最後まで読んでくださった方にひとことどうぞ。
世良:続編でお会いしましょう。
相原:…あるの?
世良:多分。  
 

 
…というわけで、第4弾。世良&相原を書いてみました。
あまり本編では彼らの高校時代について語られていなかったので、質問28辺りにその頃の彼らを紛れ込ませてみました。
今の2人からは想像つかないほど、あの頃はピュアでしたねぇ…(遠い目)
続編要望の多い2人ですが……一応、予定は、あるんですよ。一応ね(汗)
(ただ、「Presents」の中に入っている、という問題がある故に、なかなかその機会がないだけで)

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