▼登場人物(メイン以外) ※ネタバレをかなり含むので、説明文を読みたい方はマウスでドラッグして反転させて下さい。 |
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■辻 正孝 |
つじ・まさたか |
翔子の兄で、医者。かつては蕾夏のよき理解者だったが…。 |
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■辻 翔子 |
つじ・しょうこ |
蕾夏の幼馴染。とてつもない美貌の持主で、かなりのブラ・コン。体が弱い。 |
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■時田郁夫 |
ときた・いくお |
瑞樹が最も尊敬している、新進気鋭の写真家。 |
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■窪塚海晴 |
くぼづか・みはる |
瑞樹の妹。両親が離婚した際、一時期母方の「八代」を名乗っていたが、その後母が再婚、窪塚になった。 |
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■飯島多恵子 |
いいじま・たえこ |
久保田の大学時代の同級生で、自殺マニア。23歳の冬、ビルから投身自殺して死亡。 |
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■窪塚弘道 |
くぼづか・ひろみち |
瑞樹の母の再婚相手。かつては母の不倫相手だった。母の大学時代のもう一人の恋人。 |
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■窪塚 倖 |
くぼづか・さち |
瑞樹の母。 |
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■成田一樹 |
なりた・いつき |
瑞樹の父。恐ろしいくらいに瑞樹と瓜二つ。 |
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■佐野博武 |
さの・ひろむ |
蕾夏の中学時代のクラスメイト。粗暴な性格で、それが災いしてとんでもない事件を引き起こす。 |
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■由井 真 |
ゆい・まこと |
蕾夏の中学時代の親友。翔子に憧れているらしいが、蕾夏と遊んでいる方が気楽らしい。 |
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■佐々木昭夫 |
ささき・あきお |
佳那子の父で、経済の専門家。久保田翁とめちゃくちゃ仲が悪い。 |
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■久保田善次郎 |
くぼた・ぜんじろう |
久保田の祖父。元政治家で、今は討論番組などによく起用されている。佐々木昭夫と仲が悪い。 |
▼用語 ※登場順に、順次掲載していきます。 |
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■チャット |
インターネット上の井戸端会議。イメージし難い人は、見知らぬ同士が筆談をしているのを想像すればOK。 |
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■ハンドルネーム |
インターネットで使うニックネーム。本名を名乗る人も中にはいる。 |
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■2001年宇宙の旅 |
スタンリー・キューブリック監督の代表作。訳わからん内容と高度な映像で有名。私も好きです。 |
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■カクテルバー |
○ントリーから発売されている小瓶に入ったカクテル。瑞樹の家の冷蔵庫には、数本常備されている。 |
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■SE |
システム・エンジニアの略。コンピューターのプログラムを設計したり作成したりする人全般を指す。 |
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■バグ |
直訳すると「虫」。プログラムミスのこと。 |
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■デバッグ |
バグを探してプログラム修正すること。根気のいる、非常に辛い作業。すぐ眠くなる。 |
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■ブレインコスモス |
瑞樹たちが勤めてる会社。元々金融系システムを得意としてたが、最近はウィルス駆除やディスク管理のソフトに力を入れている。 |
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■コール・センター |
ブレインコスモス社にある、いわゆる「お客様相談窓口」。女だらけなので、瑞樹も和臣も避けて通るようにしている。 |
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■PC |
パソコンのこと。ちなみに、ブレインコスモス社の「PC部門」は、パソコン用ソフトを作っている。 |
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■UNIX |
汎用機用のOS(=WindowsとかMachintoshとか)。ブレインコスモス社の「UNIX部門」は、金融機関向けシステムを作っている。 |
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■ライカ |
ドイツのLeitz(ライツ)社のCamera(カメラ)、の頭をとって「Leica」(ライカ)。あまりにも有名なカメラ。有名すぎて、今ではライカ社と社名変更されている。 |
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■アイベリー |
巨大いちご。「愛ベリー」ともいう。高級品種で、一般のスーパーには並ばない。産地直送販売が多いらしい。贈答用かも。 |
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■オフ会 |
オフライン・ミーティングの略。オンラインの知人同士が集まって催す飲み会の総称。 |
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■臨海高速 |
東京臨海高速鉄道。「りんかい線」と表記されることが多い。この物語の当時は、新木場〜東京テレポート間しか開通していなかった。ちなみに筆者は、乗ったことがない。 |
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■インスト |
インストラクションの略。この作品中では、客に納品機の使い方の説明をすることを指している。 |
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■γ線 |
放射性物質が放出する電磁波。透過力が強い。非破壊検査使われる…らしい。こんなお題作るなよ。 |
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■104 |
NTTの電話番号案内。「○○駅の周囲のホテルの電話番号教えて下さい〜」なんて質問に答えてくれる。利用しろ>リカ |
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■ポートレート |
いわゆる肖像写真。瑞樹はスナップ写真なら人物は撮るが、きっちりした人物写真は撮らない。 |
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■バンザイ・クリフ |
サイパンの観光名所。大平洋戦争中、アメリカ軍に追い詰められた日本兵や一般市民が「バンザイ」と叫びながらここから身を投げた。筆者も友人から「ともさんは絶対行っちゃダメ」と言われた。行きたくない。 |
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■クリスタルレイク |
映画「13日の金曜日」の舞台。その名の通り、湖のあるキャンプ場。その湖から、ジェイソンがざばーっと出てくる訳ですね。 |
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■ハルシオン |
Halcion。多分一番有名な睡眠薬。一般名トリアゾラム。不眠症の人はこれをよく処方されるようです。 |
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■スターチャイルド |
映画「2001年宇宙の旅」の最後に出てくる、宇宙空間に浮かんでる赤ちゃん。映画「2010年」にも出てくる。ちょっと不気味。 |
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■R18指定 |
18歳未満は見ちゃダメよ、という指定。「ハルシオン」の中で話題になってるR18指定映画は「アイズ・ワイド・シャット」のこと。 |
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■ストックフォーム |
コンピューター業界ではよく使われる、連続式のプリンター用紙。ドットプリンターとかレーザープリンターで使われる。 |
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■レンジファインダー |
距離計連動ファインダー。その仕組みを書こうと思うと1ページ丸々割かなくちゃいけないので省略。とりあえず、瑞樹ご愛用の「ライカM4」というカメラは、一眼レフカメラではなくレンジファインダーカメラだ、とだけ覚えといて下さい(いい加減)。 |
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■スナップ撮影 |
目に付いたものをパッと撮る撮影。作った絵を撮るのではなく、普通に日常的に存在する光景を切り取ること。モデルにポージングさせたりするのや記念撮影は、スナップとは言わない。 |
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■西条八十の詩 |
「帽子」という詩のこと。「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?ええ、夏碓井から霧積へ行くみちで、渓谷へ落としたあの麦稈帽子ですよ。」から始まる。森村誠一のベストセラー「人間の証明」で使われた。もちろん、なくなったのは、やかんではない。
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■スティング |
STING。元「THE POLICE」のメンバーで、85年のTHE POLICEの活動停止以降、ソロで大活躍している。「051:美貌」の文頭で蕾夏が口ずさんでいる“イングリッシュマン・イン・ニューヨーク”は、スティングの1987年の代表作。 |
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■“キス”シリーズ |
フランスの写真家・ロベール・ドアノーの作品。代表作「Le Baiser de l'Hotel
de Ville(市役所前のKISS)」を始めとする、ドアノーが「ライフ」誌のために撮ったパリの恋人たちのキスシーンを、まとめてこう呼ぶ。結城もドアノーは大好き。 |
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■西暦2000年問題 |
初期のデータベース設計において,小容量の記憶装置などの節約を意図して,年号を西暦の下二桁で管理させたことが原因となってシステムに誤作動が生じる等の問題。
(新辞林 三省堂) |
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■トーア技術 |
正式名称不明。とにかく、蕾夏の会社の親会社。 |
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■東亜情報システム |
蕾夏の会社。トーア技術の子会社で、トーア技術の汎用機で運用する販売管理や会計などのソフトの開発をしている。 |
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■ライトビューアー |
フィルムを上に乗せ、下から光を当ててフィルムの画像を確認するための台。電池式のが多いかな。 |
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■ポジ/ネガ |
ポジフィルムは、赤は赤、青は青、見たまんまの色で写るフィルム。ネガは皆さんお馴染みの色が反転しちゃってるあのフィルム。プリントにはネガフィルムが向いているらしいが、個人的趣味で結城はポジフィルム派。 |
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■スリーブ |
現像したフィルムを収納しておく透明(もしくは半透明)の袋。現像に出したフィルムが戻ってきた時入ってる、あのビニールみたいな袋のこと。ネガだと半透明、ポジだと透明なスリーブに入ってくるのは全国共通? |
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■ゲラ刷り |
完成した版下を印刷したもの。誤字・脱字などをチェックする段階。今はPCでやるのが一般的なので、プリントアウトした状態を指す。 |
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■フィクス版 |
デバッグや仕様変更が終わり、一応これで完成というバージョンのこと。基本的にこの後の仕様変更はナシ…の、筈。 |
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■ホリゾント |
背景用につくられた、床から背景壁面までを曲面でつないだ、境目のない壁のこと。通常色は白で略して「白ホリ」なんて呼ばれる。稀に白以外のもあるらしいが、結城は見たことがない。黒とかかな…。 |
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■レフ板 |
銀色の反射面を持った巨大な鏡みたいな板。これで自然光やライトの光を反射し、影の出来方なんかを調整する。携帯用もあるので、持ってると便利。結城も持ってるけど、広げるのが恥ずかしいので、家で物撮る時しか使用せず。 |
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■ヴォーグ |
1892年創刊という、ファッション誌の老舗中の老舗。世界中で発行されているが、内容は国によって違う。ヴォーグの表紙を飾ることは、モデルにとっては最高のステイタスといえる。 |